使用開始にあたって

言葉の意味

ローテーション記号
一文字で一つの勤務形態を表現します。
文字は漢字でも構いません。好きな文字を設定してください。
※一文字というのはUNICODEの一要素分ってことなので、結合文字みたいな特殊な文字は使用出来ません。
休み記号
「-」半角マイナスを休みを表すローテーション記号として使います。このため、ローテーション記号を設定する際は「-」を使わないで下さい。
区切り記号
「,」半角カンマはローテーションの一日ごとの区切りとして使います。このため、ローテーション記号を設定する際は「,」を使わないで下さい。
ローテーションパターン
ローテーション記号をカンマ区切りで並べたものです。カンマの区切りで一日を表します。 例) A,B,-,C
なお、一日で複数のローテーション記号を連結して表現する事が可能です。  例) A,BA,-,C
個人パターン
利用者一人ひとり別々のローテーションパターンを指定できます。
週固定パターン
これも利用者毎の設定ですが、このローテンションは必ず7日分のパターンで設定します。植木算になりますのでカンマは6つ必要です。水曜日は必ず休みとか、特定の曜日だけ決まったローテーションマークを指定したい場合に使用します。 
 例) ,,-,,C,,  (水曜休みで金曜はC勤務 他の曜日はローテーションに従う。)
基本パターン
個人パターンが設定されていない時に使用されます。
資格・職務
ローテーションを組むにあたって、有資格者の配置を考慮する必要がある場合に設定します。
禁止パターン
これもローテーションパターンと同じ表現になりますが、禁止にしたいパターンがある場合に指定します。  例) B,C (B勤の翌日C勤はダメ)
勤務希望
休暇の希望など、突発的な要望に対応したい場合に、日付、利用者、ローテーションマークを予め指定します。
インデックス
カンマ区切りで設定されたローテーションパターンの並びの順番を表します。最初が1になります。
休日スキップ
ローテーションを自動的に埋め込む時に、土日祝日や休業日にローテーション記号を埋め込まないようにできます。

ローテーションパーターンを記入方法

一日毎のローテーション記号をカンマで区切って指定します。休みは-(マイナス)です。
例えば以下のように3交代の勤務パターンがある場合、それぞれの勤務パターンをAからCで表すとします。

ローテーション記号 説明
A A勤務 (9:00〜17:00)を表す
B B勤務 (17:00〜23:00)を表す
C C勤務 (23:00〜09:00)を表す

そしてその勤務パターンを一日ごとにA、B、C,と勤めたら一日休みって場合は

ローテーションパターン
A,B,C,-

がローテーションパターンになります。
これを繰り返すとこんな感じのローテーションになるわけです。

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 ・・・
A B C - A B C - A B ・・・

また、C勤務明けで連続してA勤務に入る場合は、一日に複数の記号を記入することが可能です。(複合パターン)

ローテーションパターン
A,B,CA,-

まあ、この場合は例が悪くてC勤務が日またがりなので、A,B,C,A と書いても同じですが、その辺りの記載方法はご都合に合わせて試してみてください。
このソフト自体は日またがりなんて全然考慮していませんので、どのようにすべきが??です。

なお、休日があったり、本人の希望でパターンが変わるときは
自動的にパターンをシフトさせることができます。


最初にすること

    1. 新規作成します。
    2. ローテーション記号を設定して下さい。
    3. 必要に応じて資格・職務を設定して下さい。
    4. 利用者登録を行なって下さい。
    5. 基本パターンを設定して下さい。 ※使わなくても何か入れておいて下さい。
    6. 必要に応じて禁止パターンを設定して下さい。
    7. 必要に応じて勤務希望を登録します。
    8. この時点で念のため一旦保存します。
    9. ローテーション表を開いて作業する年月を指定します。
    10. ロック解除ボタンを押しこんで編集可能状態にします。
    11. 期間変更ボタンをクリックして、当月の日付の範囲を設定します。
    12. セル操作タブで祝日や休日の設定をします。
    13. あとは埋め込みの実行です。

保存について

このローテーションメーカーの基盤システムはリレーショナルデータベースを使っていますが、あえてマメに保存しないようになっています。何らかのデータを修正した場合、ご自分で保存ボタンを押して下さい。

自動バックアップついて

ローテーションメーカーは終了時に、自動的にバックアップを行います。バックアップ先は、データの置かれたフォルダの中の「AutoBackUp」というフォルダの中です。
なお、自動バックアップされるのはデータが修正されて保存が行われた場合の終了時で、そのデータと同じ物がファイル名が変更されて保存されます。(ファイル名に年月日時分秒ミリ秒が追加される)

※どんどんバックアップファイルが増えるので適宜削除してください。
※同じディスク内に保存するので死なばもろとも状態です。必ず別の媒体にファイルをコピーしておいてください。コピーするのはバックアップファイルにして下さい。本ちゃんデータはファイル使用中にコピーしないで下さい。